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糸とヒアルロン酸を組み合わせる理由――鉄筋とセメント
院長コラム
糸は固体に近く、ヒアルロン酸には流れる性質があります。鼻先を立たせるには糸が、繊細な形をつくるにはヒアルロン酸が向いています。建物を建てるときに、鉄筋とセメントを一緒に使うのと同じです。
ノーズ・ラインオン(糸とヒアルロン酸による切らない鼻の施術)は、LSCO(エルスコ)とヒアルロン酸を組み合わせた施術です。なぜどちらか一方だけで行わないのか、とよく質問されます。
素材が違うからです。糸は固体に近く、ヒアルロン酸はジェル状の流動体に近いため、流れる性質があります。鼻先を立たせるときは、鉄筋を打ち込むように糸でしっかり立てるほうがよく、繊細な形は、セメントで形をつくるようにヒアルロン酸で整えるほうが向いています。建物を建てるときに、鉄筋とセメントを一緒に使うのと同じ原理です。
皮膚には弾力があり、伸ばされると元に戻ろうとする力がはたらきます。ご希望のボリュームをヒアルロン酸だけでつくると、その圧力に押されて、時間がたつにつれて広がることがあります。土台を糸でつくっておき、細かい部分だけをヒアルロン酸で補えば、ヒアルロン酸の使用量を減らしながら、形も長く保たれます。
LSCOは、L字型につくられた鼻用のリフト糸(縫合糸)です。以前のまっすぐな糸は、鼻先を持ち上げた状態で支え続けるため、とがった先端が皮膚を突き破って出てくる「突出」という副作用が起こることがありました。LSCOは、L字に折れた部分が鼻先を埋めながら広い面で支えるように考案したもので、鼻先の効果が長く続き、突出のリスクは低くなるように設計しています。
LSCOは私が開発した糸で、インドネシア・ベトナム・アメリカ・ブラジルに輸出されています。
院長が韓国語で書いたコラムを翻訳して掲載しています。 韓国語の原文を見る
この施術についてのよくあるご質問
ノーズ・ラインオンについて、いちばん多い誤解は何ですか?
「糸は溶けない」という誤解と、「効果が1年以上もつ」「1か月ももたない」という正反対の誤解です。
鼻の糸の施術を受けたあとでも、鼻の手術は問題なく受けられますか?
何もしていない鼻に比べて工程がひとつ増えるため、手術する医師にとっては少し手間がかかることがあります。しかし、手術ができなくなったり、結果が悪くなったりするわけではありません。
将来、鼻の手術を考えていても、ノーズ・ラインオンを受けてもいいですか?
鼻の手術を考えているのであれば、最初から手術をおすすめします。
LSCO(エルスコ)は糸ですか、それともフィラーですか?
LSCO(エルスコ)は、L字型につくられた鼻用のリフト糸(縫合糸)、つまり糸です。ノーズ・ラインオンは、LSCOとヒアルロン酸を組み合わせて、手術をせずに鼻の形を整える施術です。